DIR EN GREY - 残 - 楽曲解説!タイトルの意味!再録バージョンとのアレンジや歌詞の違い!

|楽曲解説

「残」は3枚同時発売したメジャーデビューシングルのうちの1枚で、アルバム「GAUZE」にも収録されています。

シングルバージョンの「残」は14万枚以上を売上げ、オリコンチャート6位を獲得しました。

タイトルの意味は「残」という言葉の響きに、鋭さがあるとの理由で決まったそうです。

インディーズ時代からメジャー初期にかけてのライブでは頻繁に演奏していましたが、音楽性の変化に伴ない徐々に演奏されるなくなりました。

その後、2009年のツアー「TOUR09 FEAST OF Ⅴ SENSES」の一部公演にて久々に演奏され、同年末発売のシングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」のカップリングにリアレンジしたバージョンが収録さました。

更に、CD付きブックレットの「AMON」にはバージョン違いの「残 - Wizardry Ver - 」が収録されています。

|再録バージョンとの違い


元々のバージョンはメジャーデビューして間もない頃に制作されたこともあり、シャウトをメインにしたアグレッシヴな曲調ではありますが、近年のデスボイスやグロウルボイスを多用した極悪ヘヴィーサウンドとは程遠いものです。

再録バージョンではギターは7弦ギターを使用し、ボーカルはデスボイスとグロウルボイスでレコーディングし凶悪なブルータル・デスメタル・ナンバーに生まれ変わりました。

歌詩やアレンジも一部変更されています。

|歌詩の違い

再録バージョンでは歌詩も大幅に変更されています。(原曲の一部の歌詩を英語に直して使用している部分もあります)

では、原曲の歌詩と再録バージョンの歌詩を比べてみましょう。

【残~原曲バージョン~】

唾液塗れにした
蒼冷めた体は
視界にへばりついた
歪めた残酷絵

無情にも朽ちてく
短し命舞う
最後に見た記憶
笑う君...殺め

PSYCHO 歪む廻る中
PSYCHO 残酷のまま
PSYCHO PASTTRAP
PSYCHO PASTTRAP
by...DEATH TRAP

【残~再録バージョン】


剥き出しの ありとあらゆる甘脳
Do not 0bey
True mentality
Fist of grief

Tranished with saliva
耳障りな吐息
Do not 0bey
Stand Here With Me

Psycho In Fear
Psycho In Doom
Psycho In Hate
Dirge For Freedom
Psycho In Fear
Psycho In Doom
Psycho In Hate
Gimme Gimme Gimme

爆音、汚物と化した神と慣れ 全て
神々しくも 鮮やかな 暴君 狂い舞え
本能、■■■任せに 見開かす両目
周りを視ろ、何を求めているか分かるはずさ
渦を巻く 豪腕 血と垂れ流す
破壊がなすまま 爆発 同化せよ

In Distortion

Decaying even to ruthlessness

DEATH TRAP

Killing...a smiling you


このように歌詩が大幅に変更されています。

現在、ライブで原曲バージョンが演奏されることはなく、再録バージョンで演奏されています。

|まとめ

  • 原曲はアルバム「GAUZE」に収録。
  • シングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」に再録バージョンが収録。
  • CD付きブックレット「AMON」に「残 - Wizardry Ver - 」が収録。
  • 再録バージョンは歌詩が大幅に変更され、楽曲もアレンジされている。
  • 近年のライブでは再録バージョンが演奏されている。

コメント